【リミテッド考察】フォーゴトン・レルム探訪の除去について 前編 コモン編

MTGA

リミテッド環境を考察するには、カード1つ1つの強弱よりも除去の性質とクリーチャーのサイズをみてどういった展開になるかを予想していくと正しくカードの評価ができる考えています。ようやく全リストが公開された感があるので考察していきたいと思います。

アンコ、コモンの除去を中心に見ることで、どのサイズだと生き残りやすいか判断できると思います。今回の前編ではコモンを見ていきましょう。 

コモン除去

色別にコモンから見ていきましょう。

ます白のコモンから。3マナエンチャントの”幽閉”。ほぼ確定除去になるので優秀だと思います。エンチャントやアーティファクトにも使えるので安定の1品。何枚でも入れて良さそう。

幽閉

白の2枚目は2マナインスタントの”君は見張り中に物音を聞いた”。この環境で貴重な軽いインスタント除去。5点火力は装備品ついた生物でも落とせるレベルなのでかなり優秀。

君は見張り中に物音を聞いた

青は3マナの”魔法の眠り”。タップさせるのでほぼ確定除去ですね。

魔法の眠り

 青の2枚目は”説得の力”はライブラリーに戻す確率が50%なので一応ここに挙げました。ソーサリーでこれだと使いたくないです。インスタントならワンチャンあったかなぁ。

説得の力

黒の1つ目は6マナインスタントの”ビホルダーの眼”。確殺でインスタント除去ですが6マナは厳しくないですかね?1:1交換なのでできれば使いたくないところ。

ビホルダーの眼

2つ目は3マナエンチャントの”急な落下”です。このカードは優秀ですね。探索付きで踏破したら-5/-5とほぼ確定除去になるのでお勧めの一品ですね。何枚でも入れたい。黒のベストコモンに推したい。

急な落下

3つ目は4マナソーサリーの”不気味な報奨”。宝物を生み出すので実質3マナと優秀なカードです。”急な落下”と比べて悩むくらいいいですね。宝物かダンジョン探索のどちらに偏っているかで優先順位を決めたいところです。

不気味な報奨

赤の1枚目は”ドラゴンの火”。2マナインスタント3点はかなり強い。環境に装備品が多いので装備に対応して撃てたりと取り回し良いスペルです。ドラゴンがあればより強い火力になるのもポイント高いです。

ドラゴンの火

2枚目は5マナ5点インスタント”ファリダの火の玉”。プレイヤーにも2点は確定で飛びますが自分にも飛ぶ場合があるので受け身のデッキでは採用しにくい面も。5マナですが貴重な5点火力なので悪くはないと思います。

ファリダの火の玉

赤の3枚目は3マナ2点のソーサリー”間に合わせの武器”。宝物を生成するの4マナ4/3の”疲れ切った売剣”との組み合わせに良さそう。あくまで2点火力なのでそこまで信用度は高くないところに注意。インスタントなら結構良い性能なんだけどねぇ。

間に合わせの武器

続いて緑ですが何回も再録される”垂直落下”。このカードはメインに入れるのはリスクが高い気がします。ドラゴン環境ではあるのですが軽くて強いのはレアクラスなのでサイドにしておいてレアを見たときや青か白と戦った時に入れるのが良いかと思います。

垂直落下

2枚目は3マナソーサリー の”狩りの戦利品”。よくある生物のパワーを参照してダメージ。インスタント少ない環境なので元のクリーチャーを除去られて捲くられることは少ないと思うのでそこそこ使える除去かなと。宝物でマナを払うとパワーが上がりますがその分重くなっているので少し使いにくそう。

インスタントでしたorz

狩りの戦利品

アーティファクト

最後はアーティファクトです。一応2枚かな?まずは”予備の短剣”。装備品で攻撃時に生贄にして1点ダメージ。予備の短剣自体がダメージをあたえるので接死つけても効果なし。環境にタフ1がそこそこいるので無くは無いですが微妙ですね。装備品シナジーがある赤白ならあり得るかもしれません。

予備の短剣

2つめは”とげの落とし穴”。5点火力になりますが合計6マナかかるので重い印象。インスタントタイミングで使えるので無くは無いかも。ダイスロールで宝物トークンはおまけだね。

とげの落とし穴

まとめ

コモンの除去の特徴を見ると

  • 2マナ以下の除去が2枚
  • エンチャント、ソーサリーが多い
  • タフネス1を気軽に除去できるカードは少ない

“ドラゴンの火” ”急な落下” ”不気味な報奨” ”幽閉”が優秀な除去で、特に2マナで代わりが効かない”ドラゴンの火”が除去のトップコモンに感じます。

取り回し最高
ダンジョン探索向け
3マナ確殺に見える
万能除去

インスタント除去が少なく受けのデッキは作りにくい環境だと感じます。2マナからしっかりと展開して殴っていけるようにして攻め合いで勝てるような構築にすべきだなという感想。次回アンコモンを見ていきますがコモンをカバーできるカードを評価していきたいところです。

後編

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